おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
その他の事

行きたい場所へ、自分で漕いでいく

こんにちは

にじのおもちゃ屋Regenbogen店主のacoです。

さて、2023年も今日で終わり。

無事に2023年を終えられることに、まずは感謝ですね!

2023年、お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!

さて、今日のタイトル「行きたい場所へ、自分で漕いでいく」。

これは先日、十年ぶりくらいに久しぶりに会った友人から教えてもらった話。

突然お店に現れた友人にかなり驚きつつ、会っていない間の「あなた命いくつあるつもりですか?!」というむちゃぶりな体験談をたくさん聞かせてもらいました。

その中でも、川をくだった時の話がとても印象的だったんですよね。

「川ってさ~、流れてるから何もしなくても進むんだよ。でも、自分が行きたいところには、漕がないと行けないんだよ」

って。

川を自分の体ひとつでくだった経験もないし、漕いだ経験もない私からすると、その感覚はとても怖くも感じたし、面白くも感じました。

自分の力ではどうすることもできない流れの中で、どんどん前に進んでいってしまう感覚。

それでも、行きたい方向に漕いでいく自分の努力。

きっと、川の流れと、生活を重ねて教えてくれたんだなぁと思いました。

時間や組織や社会の流れに、どうしようもなく前に流されてしまう感覚って、きっとみなさんあると思うんです。

やることに追われて、次々に変わっていく社会の状況に適応しなきゃって思っている間に、どんどん時間だけが過ぎてしまって、本当は自分で考えなきゃいけないこととか、本当は大切にしたいこととかが、後回しになってしまったり。

私も、押し流されるように時間だけが過ぎていること、よくあります笑

まぁ、それはそれで、流れていく時間のなかで見える景色や、感じることができる経験もあるのです。

それが必要な時期も、きっとある。

だけど、今自分が行きたい場所があるなら、きっとそこまでは自分で漕いでいかなきゃいけないんですよね。

流れに身を任せるだけじゃなくて、自分でその流れのなかから、行きたい方向に行くために手を動かしていかないと。

行きたい場所があって、頑張って動いても、なかなか思った場所にたどり着けないことも多いけど、それでも漕いでいれば、少しずつ漕ぐスキルもつくはず。

友人の話を聞いて、そんなことを思ったりしたのでした。

そして、その友人からは、「大学の時はさ、体力はあったけどメンタルが持たなくて頑張りがきかなかったじゃん?でも、今はメンタルはもつけど体力が持たなくなってきてるから、体だけは気を付けた方がいいよ~笑」という忠告も。

た、た、た、確かに~!!

本当にその通りで笑ってしまいましたが、また元気で会える日があればいいなぁと思いながら手を振りました。

きっと明日、2024年がきても、そんなに多くのことは変わらないと思っています。

眠って、朝が来て、こども達と言葉を交わして、ご飯を食べて、遊んで、笑って、怒って、また笑って。

毎日が同じようで、でもちょっとずつ違って、気付いたらどんどん前に進んでいってしまうから、その時に感じたことを大切にして過ごしていきたいなぁ。

そして、時間という川に流されながら、ちょっとずつ漕いで。

結果としては、どこにたどり着けるかわからないけど、自分が行きたいなと思っている場所を2023年に見つけたから、2024年は少しでもそこに近付けたらいいな!

みなさんにとって2023年は、どんな年だったでしょうか。

みなさんにとって、2023年が素敵な年であったら嬉しいし、2024年はきっともっと素敵な年になるよー!って願っています。

今年1年、本当にお疲れさまでした!

ゆっくり体を休めて、ご自身を労わってあげてくださいね。

どうぞみなさま、良いお年をお迎えください