こんにちは
にじのおもちゃ屋レーゲンボーゲン店主のacoです。
我が家には、大きなテレビがあります。
55型、という大きさらしいのですが、個人的にはとても大きく感じます。
私自身は、小さい頃から特にテレビがなくても大丈夫だったタイプだし、テレビは面白いけど、とにかく時間を消耗するので、テレビ捨てたいなぁと思っていた矢先に、突如として現れたのが55型テレビでした笑
この55型テレビを買ったのは、こども達のパパ。パパは大のテレビっ子なんです。
テレビをつけながらスマホを見て、食事をすることも彼にとっては普通のこと。
帰ってきたら何はなくともテレビをつけて、BGMのごとくテレビをつけっぱなしにするというのが当たり前になっているタイプです。
テレビを買ったとの報告もなく、ある日突然とにかく大きな段ボールでテレビが届いたあの日の衝撃と言ったら…。
もう本当に家出してしまおうかと思ったくらいです笑
テレビのない生活をしようとしていた私と、大型テレビをしれっと買っちゃうパパ。我が家には、こんなギャップにとても苦しんできた歴史があります笑
でも。
パパの気持ちがわからないわけでもない。
テレビって楽しいし、見ている時間はちょっと心配事やストレスから離れることが出来たり、外の世界を知れたりする。
パパはお笑い番組が大好きなんです。(その影響で、うっかり下の子はくりぃむしちゅーの有田哲平さんにちなんで、哲平という名前になるところでした笑)
何も考えないで笑える瞬間って、ストレス社会では結構大切だったりするんですよね。
組織の中で仕事をして、お金を稼いでくるというのは、それなりにストレスがあるのも知っているし。
帰ってきたら、きっとパパだって自分の好きなことをしてくつろぎたいんだよね。
…というのは、わかるのです。
だから、「そんなでかいテレビ要らないだろー!!」と怒るわけにもいかず。
ただ、やっぱりテレビをつけると、すごいんです。圧が。
人の顔が大きすぎるし、チカチカして頭が痛くなるような感覚に襲われました。
私自身も、テレビは嫌いじゃないし、お笑番組も好きだし、テレビドラマもびっくりするくらいはまっちゃうことがある身ですが、このテレビはさすがにストレスでした。
それに、私ここで“あそびのアトリエ”という、わりとアナログな遊びや環境を大切にする活動をしてるのよね…。と思ったり。
正直、テレビが届いてから数週間は、本当にこのテレビの存在が嫌で嫌でたまらなかったです。
そこで、そのテレビの存在感を少しでも和らげるために、カバーをかけたんです。
見るときはそのカバーを外して、見終わったらまたカバーをする。
ちょっと面倒だけど、このテレビと共存するためには、その方法が一番手軽でした。
その結果。
テレビを見る時間が、以前の小さいテレビの時より減ったんですよね。
私は、ほとんど「テレビ観たい!」という気持すら起きなくなっているし、こども達から「テレビつけていい?」と聞かれる頻度も減りました。
大きなテレビをつけると、少なからずこども達も“圧”を感じるらしく、「これは観たい!」というものがあるとき以外、自分たちでテレビを消すようにもなりました。
もちろん、パパは帰ってきたらカバーを外してテレビを見ます笑
でも、帰ってくる時間が、だいたいこども達が寝てからとか遅かったり、土日も仕事があったり、出かけたりするので、今のことろ大きなテレビのストレスは抑えられています。
個人的には、デジタル機器や、デジタルコンテンツについては、やっぱり子育て中は注意が必要な分野だと思っています。
こどもの育ちを考えたとき、百害あって一利なしとまではいかないけれど、なるべくならデジタルコンテンツに頼りすぎずに生活ができた方が、やっぱり良いのです。
ご家族のなかで、そういった認識が共通でできる方は、それがいいと思います。
でも、我が家のように、話し合ってもお互いの生活について譲れないポイントがあったりする場合は、どうにか折り合いをつける必要が出てきます。
同じ家のなかで生活する人同士。
少なからず補い合ったり、協力しあう存在であるからこそ、誰かが我慢しすぎたり、居心地が悪くなったりしないように、と思います。
たくさんの方とあって、ママとパパで意見や生活スタイルの価値観が全く違う、という方は結構多いように感じます。
どちらかの意見に“0か100か”みたいな判断ではなく、柔軟に、お互いが少しでも心地よく過ごせる手段を見つけられるといいですね。
近い存在だからこそ、難しい!ということも、もちろんありますが笑
嫌で嫌で仕方なかった55型テレビとは、もう少しこのままの距離感で付き合っていこうと思います。
みなさんの、「うちはママとパパの間で、こんな意見の相違に悩んでるよ!」という話も、聞いてみたいな笑
良かったら、おしゃべりしにきてくださいね♪にじのおもちゃ屋でお待ちしています