おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
子育てのこと

娘と息子に謝った、その後。

こんにちは。

にじのおもちゃ屋Regenbogeon店主のacoです。

さて、前回、娘と息子に謝ったお話をしたところ、ありがたいことに、その後どうなりましたか?というお問い合わせをいただきました。

結論から言いますと。

二人ともちょっとわがままになりました笑

でも、当たり前ですよね。

今まで我慢してきた分、やっと「出していいよ!」と言われたんですから。

どんなふうにわがままになったかと言うと…。

「今日は家で○○したい!お出かけしたくない!」という娘と、「今日はママと○○に行く!」というお出かけしたい息子で、対立が起きました。

その日以降も、「私は○○したくない」「僕は○○したい」と真っ向から意見が対立。

今まで、弟に合わせる形になることが多かった姉が、最後まで「私は○○したい」と意見を曲げない状況になり、弟も負けじと「だって○○するって決めたの!」と引かず、ケンカのような事態が少し増えた感じがしました。

普段、仲良く遊ぶことも多い二人ですが、基本的な性格や好きなものは反対にあるようなタイプなのよね~と改めて思う母なのでした。

さて。

おでかけしたくない姉と、おでかけしたい弟。

兄弟って、時々こうやって正反対のことを言って対立しますよね。

そして、そんな時、どんな選択をするか、すごく悩みます。

だって、どちらかの意見を採用すると、どちらかの意見を先送りしなければならないのです。

先送りされた意見の方の、湧き上がる怒りのエネルギーといったら…笑

ということで、どうしたかと言うと。

とりあえず、一回おやつにしよ、です笑

その場面で、どちらかの意見にするのは危険なのです笑

だから、別のことを一回はさむ。

おやつだったり、庭いじりだったり、夕食の準備だったり、今日はゲームの時間にしちゃおうか!?というときもあります。

とりあえず一回別のことをしている間に、お互いの空気感を見るんです。

そして、姉なら弟の見ていない間に、ちょっと優先してあげることを増やしたり、スキンシップをとったりする。

逆に弟は甘え上手なので、そういう時にスキンシップを多くとってしまうと、くっつき虫のようになってしまうので、あえてさっぱりと違う話題をふったりする。

そうこうしているうちに、なんだか二人が落ち着いてきたりする。

それから「この時間だと、こうならできる。この順番だと二人のやりたいことが両方叶うけど、逆にすると、どっちかは叶わない。こっちのお願いは、こういう代替案があるよ。相手の要望を聞くと、あなたにとってこんな利点もある。」と言うような提案をします。

そうするとだいたい、「じゃあこうしよう」という意見がまとまってきます。

それでも、だいたい自宅でやりたい事がある姉の意見が後回しになることが、やっぱり多いので、いつも弟に気付かれないような場面では、姉を優先するように気を付けています。

もしかしたら、それでもまだ姉は「足りないなぁ」と思っているかもしれませんが。

そんなこんなで、1週間。

謝ったあの日に比べると、少しわがまま具合は落ち着いてきたようにも思います。

それでも、まだ息子は些細なことで泣き顔になるし、様子見はまだまだ必要そうです。

姉の方も、日ごろの気持ちの出し方は、もう少し見守ってあげる必要があるな、と改めて感じました。

我が家では今回はこんな感じでしたが、きっとそれぞれのご家庭で、お子さんによってそれぞれ違いますよね。

性別や、生まれた順番、普段のお母さんとの関係性や、うまれもった性質。

私自身も、娘や息子のことを全部わかっているわけではないし、日々悩みながら、その時そのときの選択をしています。

きっとまた、仕事で寂しい思いをさせちゃうかもしれないな、と思うからこそ、一緒にいる時間、「ママ」って呼ばれた瞬間を、大切にしたいなと、改めて思いました。

こんな話でも、なにか参考になったでしょうか。

また、その後の経過も、いつか書かせていただければと思います。

それではまた!