おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
その他の事

「頑張る」とは。

みなさん、今日もお疲れ様です。

にじのおもちゃ屋レーゲンボーゲン、店主のacoです

4月が始まりましたね。

新しい環境や、新しい生活が始まった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

頑張りたいな!ってワクワクしている方も、ちょっと不安な方もいると思います。

という私は、この春はこども達の進級こそあるものの、大きな変化はなく、落ち着いた春を迎えています。

自分で仕事のペースを決められるようになると、どうしても自分に甘くなってしまうところもあって、反省も多かった2年間。

この春は、それを卒業して、ちゃんと目標にコツコツ進んでいけるようになりたいなぁと思っています。

仕事にしろ、育児や家事にしろ、プライベートにしろ、1日が終わるときに、今日も頑張ったなーって思えたら、とっても素敵でですよね。

今日も頑張った!と思えるのって、嬉しい事だなぁと思います。

毎日毎日、やることに追われて、時間に追われて、あっという間に1日が終わってしまうと、自分がどんな風に頑張っているのかって、わからなくなりますよね。

きっと、振り返ったら、みんな何かを頑張っていると思うけど、自分でやったことってわかりにくい。

最近、1日の終わりに、今日も頑張ったかなー?と振り返るルーティーンを作ってみたんです。

ひょんなことから、このルーティーンをつくったのですが、そのルーティーンの中で「頑張る」ってどんなことだろう、と疑問になりました。

「頑張る」って、何かの目標に向かって進んだり、努力したり、ちょっと無理するというか、エネルギーを使うイメージがあって、毎日毎日そういう努力をするのって、結構しんどいぞ、と思ってしまって。

そして、努力が出来なかった日、眠りにつくときに後悔して、なんとなく苦しくなりそうだなと思って。

そんなふとした疑問のなかで、「頑張る」って、最終的には自分や大切な人が幸せになるためにやっていればいいのではないか、と気付きました。

だから、私のなかで、「頑張る」ということを、「幸せになるために自分で選ぶこと」「なりたい自分になるために自分で決めること」という定義をしてみたんです。

なんかね、すごく気持ちが楽になったんですよ。

「幸せになるために自分で選ぶこと」であれば、休んだり、遊んだり、だらけたりするのも、それは「頑張った」ということにしていい。

「なりたい自分になるために自分で決めること」であれば、ちょっと疲れているときでも、誠実な人でいたい、優しい人でいたいと、周りの人への態度や言葉を自分で決めることができる。

これも「頑張った」ということではないかと思ったんです。

ゆるすぎ?笑

でもね、どうして頑張るのかって、自分や周りの人が幸せになるためでいいと思うんです。

だから、自分や周りの人が幸せになるために、ちゃんと自分で選んで決められたなら、それはちゃんと頑張れているって。

思い切り仕事や家事、プライベートに気合入れて頑張るのもマル。

少し手を拭いてでも自分の心が心地いいなと思う選択ができるのもマル。

何もできなくても、家族に対しては優しい言葉をかけることができた、とか。

何気ないやり取りに、ふっと笑うことができた、とか。

ちゃんとご飯を食べていつも通りすごすことができた、とか。

どんな小さなことでも、きっと今日頑張れていることが、あるはず。

ちゃんと1日が無事に終わるって、それだけで精一杯な日もあるから。

そんな日々のなかで、些細なことでも、「あぁこういうことが幸せだなぁ」とか「こんな自分になりたかったんだ」とか、そういう瞬間が1日の中でいくつかあったら、もう満点じゃないですか。

日々忙しくて、自分が頑張った事なんて振り返る時間もない方が多いと思うけど、振り返ったら、たくさん頑張ったことがあったはず。

自分の心と体が、たくさんのお仕事をちゃんとしたんだなって、褒めてあげてくださいね。

みなさんが、素敵な休日を過ごせますように。