こんにちは
にじのおもちゃ屋レーゲンボーゲン、店主のacoです。
新しい年が始まって早1か月。にじのおもちゃ屋レーゲンボーゲンが開店して1年ちょっと。
1年という時間のなかで、インスタグラムのフォロワーさんや、オンラインショップや移動販売の売り上げは、少しずつ少しずつ伸ばすことができました。
ネットで「にじのおもちゃ屋」と検索すると、私のオンラインショップがトップ表示されることに気付いた時は、とても嬉しかった!
だけど、ここまでの歩みは、それはそれはゆっくりだったと思っています。
情報をメインで発信しているインスタグラムも、0フォロワーから始まって、おかげさまで先日666フォロワーになりました。
きっと、数か月であっという間に1000フォロワーを超えるアカウントもたくさんあるなかで、1年で666フォロワーさんというのは、きっととてもゆっくりなペース。
経営をすること自体全くの初心者だったので、もちろん経営の本を読んだり、インスタグラムについて学んだり、フォロワーを激増させる方法だとか、年収を爆上げさせる方法だとか、そんな発信もたくさん見ました。
きっと、フォロワーを激増させたり、年収を爆上げする方法って、ちゃんとあるんだと思います。
だけど、私はそれができませんでした。
出来なかったのは、その「激増」とか「爆上げ」という言葉に違和感を感じてしまったこともあるし、自分に甘えてしまった部分もあります。
努力しきれていない部分もあると、自分ではわかっています。
だから、ある意味今ある結果は、“やっただけの結果”ともいえます。
だけど、ゆっくり進んできたからわかったこともあります。
「1」増えることが、どれだけありがたいことか。
「1」積み上げることが、どれだけ大切なことか。
今は666というフォロワーさんがいるけれど、「666」という数字に達したからやった!ということではないんですよね。一人ひとりが大切。
だから、私にとってはゆっくりな歩みだった1年も、必要な1年だと思っています。
出会ってくれた一人ひとりが、本当に私にとって大切なありがたい出会いだった。
もし、フォロワー爆増!とかの手法で1日に何十人と増えていたら、きっと私のことだから、「昨日は20人だったけど、今日は10人か」なんて、数字でしかとらえられなかったかもしれないな、とも思っています。危ないあぶない。
だから、この1年は、私にとって「1」の大切さをちゃんと知るための1年。
本当に、感謝の気持ちでいっぱい。
そして。
今の私は、“新たな道を踏み出したいけど、実際他の仕事や子育てをしながら、自分は毎日努力し続けるのは難しいかもしれない”と思っている方に、こんなゆっくりでもちゃんと「1」を積み上げながら前に進めたよ、と伝えられたらいいなと思っています。
それから、“なんとなく前に進めていないかも、成長していないかも”と思っている方にも、毎日ちゃんと「1」ずつ過ぎて、前に進んでいるから大丈夫だよ、と伝えられたらいいなと思いました。
胸を張って言うことではないかもしれないけど、私は毎日ずっと努力し続ける根性は持ち合わせていません笑
「これを成し遂げる!」という確固たる目標がずっと心にあったわけではなくて、その時その時でやりたい事は形を変えたり、中には諦めたり、周りの環境でずいぶん自分の気持ちが変わったこともあります。
インスタグラムの発信も、何度も止まりそうになりました。
数か月ですぐに2000フォロワーくらいになったアカウントを見て、心の中で“ケッ!”と思ったこともあります笑
だけど、ゆっくりでも、休憩してでも、ゆっくりゆっくりなんだかんだ進んでこれました。
だから、きっとみんな大丈夫だよって伝えたくなったんです。
前に進んでいるかわからないなぁと思っている人も、これから何かを始めようとしている人も、大丈夫。
大人になると、ちゃんと自分が成長しているのか実感しにくかったり、毎日になれてしまって自分では気付かなかったりするけど、毎日何かに出会って、情報を得て、経験して、考えたり感じたり、ちゃんと前に進んでいるから大丈夫。
何かを始めようとする人は、きっとその道でちゃんと進んでいけるかなって不安な気持ちが絶対にあると思うけど、そんなに怖がらなくて大丈夫。
ゆっくりでも、ちゃんと毎日生きていれば、前に進んでいけるから大丈夫。
私のように進んできた人もいる、案外大丈夫そうだし、楽しそうって、思ってもらえたら嬉しいです。
「爆速」とか「最短」とか「激増」とか「激変」とか、早く結果を出すことを求めてしまう世の中。
つい私も結果が早く出ることを望んでしまうときもあります。
でも、ゆっくりだからわかったこと、ゆっくりだから味わえたこともたくさんある。
だから、世の中の流れにのまれず、自分のペースを大切に進んでいけたらいいなって思います。
みなさんが、ご自身のペースでたくさんの幸せに出会えることを、願っています。
私も、進みながら、ちょっと休憩しながら、また進んでいきたいと思います。