おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
おもちゃ屋さんへの道

“あそびのアトリエ”の想い

すっかりご無沙汰してしまいました、にじのおもちゃ屋レーゲンボーゲン店主のacoです。

早速ですが、この度“あそびのアトリエ”という新たな試みを始めることになりました!

簡単に言ってしまえば、親子サロン的な空間ですね。

でも、なんとなく「親子サロン」という響きがしっくりこなくて、表書きとして「親子サロン」とは謳っていません。

「親子サロン」や「育児支援センター」のように、育児についてアドバイスをしたり、何かを教える立場は、自分にとってハードルが高いように思えたし、正直に言うと、私自身が「親子サロン」「子育て支援センター」という人がたくさん集まる場所があまり得意ではないのです…。

私がしたいのは、いらっしゃったお子さんと親御さんが心から安心して、「いいよ」「大丈夫だよ」って言ってもらえる環境の中で、笑ったり夢中になったりして、遊んでもらう場所をつくること。それを通して、「私は私で大丈夫、この子はそのままで十分素晴らしい」って感じてもらう事。

私が「親子サロン」「育児支援センター」に苦手意識を持ってしまったのには、こんな背景がありました。

他のお子さん達もたくさんいる中で、ルールやマナーや自分自身の子どもへの振る舞いが、周りに迷惑をかけるんじゃないか、非常識な母親と思われていないか、という不安。

だってね。

ネットニュースでは、母親たちを叩くような言葉がたくさん出てくる。

子連れを迷惑だという風潮すら感じてしまう。

同じ立場の母親の発信でも、“こんなママ友は嫌だ”という内容で盛り上がっていたり、子育ての価値観ややり方で、対立が起こっていたりする。

トイレトレーニングの例で出てくる子は、みんな自分の子どもより幼かったり、野菜をもりもり食べる子がたくさん出てくる。

いつまでにどんな習い事をさせるのか、こどもにどんな体験をさせてあげるべきなのか…

そんな情報にのまれて、疲れてしまうことが度々ありました。

そして、いつしか外出することも、家にずっと子どもと二人きりでいるのもしんどくなってしまった時期があります。

この経験は、今でも心のなかにトラウマのようにこびりついています。

私のようにトラウマとまで行かなくても、同じように感じるお母さんお父さん、実は結構いるんじゃないかな。

私は、“あそびのアトリエ”では、そんな思いをしないでほしいなと思っています。

今、そんな心無い情報に不安になっているお母さんやお父さんに、「大丈夫だよ」「迷惑じゃないよ」って心から伝えたい。

そして、お子さんと、お母さんお父さんの、そのままで十分素晴らしいところをたくさん見つけて、そのままで十分頑張っていることも、伝えてあげたい。

私が大好きなおもちゃ達は、お子さんの良さや成長を見つけるのが、とっても得意だし、それを見つけたときの親の気持ちって本当に嬉しいんですよね。

1日1組という、周りの目を気にしない安全な空間で、その時のペースでのびのび遊ぶ。

遊びの中で、お子さんの心が動く瞬間を、一緒に見つけて、一緒に成長を喜んで、ついでに大人も一緒に笑ったり、のんびりお茶を飲んだりしながら、「私は私で大丈夫、この子はそのままで十分素晴らしい」って感じてもらえたら、すごく幸せだなと思っています。

そんなお手伝いをさせてもらえたら、おもちゃも私もとても嬉しいです。

もちろん、育児にも、たくさん人が集まる場所にも、まったく不安を抱いていない方だって大歓迎!

一緒に夢中になって遊べたら、おもちゃ屋冥利につきます。

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