おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
おもちゃ屋さんへの道

本当は不安で眠れない日もある

こんにちは。

にじのおもちゃ屋レーゲンボーゲンの店主acoです。

公務員をやめて、おもちゃ屋さんとして再出発!

そんな事を発信しているので、世間的にはきっと“楽しいことして生活してる人”“好きなことに挑戦してる人”という、アクティブでプラス思考なイメージに思われることの多い私ですが、本当はとても不安を抱えているし、たくさん悩んだりしています。

本当は。昨日の夜もなんだか眠れなくなってしまって笑

眠れないから、公式LINEの配信メッセージを打ち込んで不安を紛らわせていたくらいです。

私の今の不安ってなんだろうなぁと考えたときに、実はとても失敗が怖いことに気が付きました。

思い返せば、保育園を設立したい!と意気込んで事業計画を作ったり、役所に足を運んだり、創業者スクールに行ったり、物件の申し込みをしたり…というところから、ほとんどのことに失敗してきているように思えてしまって。

結局保育園が設立できたわけでも、親子サロンが形になったわけでもなく、マルシェやイベントでも売り上げがなかなか思うようにいかなかったり。

(というか、今考えると保育園設立とかすごいハードルの高い事を、よくまぁ最初の目標にしたなぁと自分でも驚きますが・・・笑)

初めからうまくいくとは、もちろん思っていなかったけど、いろいろ初めてのことに飛び込んでいると、疲れたなぁと思うこともあります。

うまくいかないことだらけだし、失敗だらけ。

失敗が大切な財産なのはわかるけど、転んだらやっぱり痛い。

だけど、失敗するたび「痛くない、痛くない!これは成長に必要なこと!」と割り切って痛みを忘れようと過ごしてきました。

だから、時々痛みを思い出して、どよーんと落ち込んでしまうんですよね。

ずっとこのままうまくいかなかったらどうしよう…。

もう痛い思いしたくない…。

不安でいっぱいになって、全部嫌になって、頭の片隅で“一人夜逃げしちゃおうか?”とささやきが聞こえてくることも。

だけど、時間の進む中で、押し流されるように生活しているうちに、本当に小さな事だけど、自分の手を動かせば小さくても結果はちゃんとでる事に気付いたんです。

それに気が付いたきっかけは、目の前に取り込まれた洗濯物でした。

ちゃんとたたんでしまえば、ちょっとすっきりした部屋に戻る、という当たり前の事実に、なんだか救われたんですよね。

自分でも、毎日やっていることなのに、どうして急にそう感じたのかはわかりません。

でも、“あぁ、ちゃんとたたんでしまったら、その結果は目に見えるじゃない”って腑に落ちた瞬間がありました。

面倒だなぁと思っても、台所に立って何かをゆでたり焼いたりすれば、ちゃんと晩御飯は出来上がる。

本を読めば一つ知識が増えるし、自分の思いを言葉にしてみれば、誰かが共感してくれたり励ましてくれたりする。

一つ行動すれば、一つ結果が見える。

時間の流れと、そんな小さな一つひとつが、私をちゃんと前に進ませてくれていると感じられるようになりました。

そして、小さくても、ちゃんと行動していることに、“自分で自分を認めてもいいかもしれない”と思えるようになりました。

一つひとつ、自分が動いたことは結果になる。

その結果が自分の希望通りでなかったとしても、ちゃんと結果が出るから大丈夫。

それが自分の経験になるし、そこから繋がる希望も絶対ある。

そう信じて、ちょっと肩の力をぬいて、これからも目の前のことを一つひとつやってみよう♪なんて思っているのでした。

今日は、インスタグラムではあまり発信しない自分の不安について、みなさんにお話ししてみました。

きっとどんな仕事でも、どんな立場でも、みんな不安はあるし、うまくいなかい場面が絶対にありますよね。

そんなときに、「そういえば、あの店主のacoさんも、一人夜逃げしちゃおうか?って思ってる日があるらしいよね」なんて思い出して、少し気持ちを共有出来たら嬉しいなと思います。

今日から8月!酷暑で本当に体力も消耗しちゃうけど、みなさん少しでも楽しく夏を乗り切れますように!

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