おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
その他の事

自分に必要な選択をするために

こんにちは

前回の投稿からすっかり2か月…。なんと時の経つのは早いのでしょう。

2か月の間に、色々なことがありました。

①親子スペースの開業を断念。

②インスタグラム集客に集中。

③移動販売の開始。

④新たな繋がりと挑戦。

とても苦しい事もあって、これから自分がどう進んでいけばいいのかわからない時期もありました。

特に、親子スペースを断念したことはとても大きかったです。

それでも、無理やり親子スペースを開業してしまうより、断念するほうが大切な物を守れると自分で選択しました。

たぶん、私に限らず、みなさんが日々たくさんの選択をしながら生活していると思います。

今日のご飯や暇つぶしの方法などの小さな選択から、人生に関わる大きな選択まで。

やっぱり、人生に関わるかもしれない大きな選択って、不安ですよね。

私にとっては、退職する選択も、今の事業を始める選択も、とても勇気がいりました。

本当に退職して仕事をしていけるのだろうか。

子ども達に貧しい思いをさせないだろうか。

大きな借金を背負ったりしないだろうか。

お金の心配は、本当に本当に大きかったです。

それでも、自分で選択して決断できるようになったのは、自分にとっての“最終目標”がわかったからだと思っています。

人生の最後に、どんな人でありたいか。

どんな環境にいたいか。

家族との関係はどうありたいか。

そんなことを考えて、見栄を張ったり、偽善ぶったりせずに、本当に自分が望むことを考えたら、そこに向かって歩いていくだけなんだと、ふっと気持ちが楽になりました。

今目の前で起こっているつらい出来事だけにとらわれず、最終目標にたどり着くためには、今どんな対応をするべきかが、見える気がしたのです。

例えば、最終目標地点で、家族と良好な関係を築いていたい、信頼関係を保ち、うわべだけの信頼ではなく、本心で話し合える関係でありたいと思った場合。

信頼関係は一朝一夕で築けるものではないので、今から信頼してもらえるような言葉や態度を相手に見せていく必要があります。

たとえケンカをしたとしても、最終目標があるから、相手の人格を否定することは言わないようにしよう、自分が思っていることを敬意をもって相手に伝えよう、と思える。

相手に誠意を感じなかったとしても、自分は誠意を持って対応する人でいると選択する。

目の前で起こっている出来事に、感情的になって、本当は自分が望んでいないことをしてしまわないためにも、最終目標があるといいなと思っています。

そして、最終目標を定めることで、もう一つわかったことは、そこにたどり着くまでの方法は一つじゃないということ。

今は、大好きなおもちゃや絵本、こども達と関わる仕事を自分でしていますが、もっと良い方法があれば、販売にこだわらなくてもいいし、別の商品を取り扱ってもいい。

大切なのは、自分が最終目標に近付いているか。

そう思えたら、これまた少し気が楽になれました。

今日の仕事が大変で、逃げ出したくなっても、この道の先にはちゃんと自分の目的地があって、今日1日分ちゃんと近付いた、と思えたら、自分のことも「よく頑張ったね」って褒めてあげられるような、気がしたんです。

私自身も、この先また最終目標が変わるかもしれないけれど、今はそこに向けて誠実に一歩ずつ歩いていけたらいいなと思っています。

読んでくれたみなさんの最終目標地が、幸せいっぱいであることを願っています。