おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
おもちゃ屋さんへの道

こどもの成長を喜び合えること

こんにちは。

旅するおもちゃ屋さん&親子スペース開業に向けて準備中の小池です。

さて、現在親子スペースの計画が進行中です。

この親子スペースは、「こどもがこどものままでいられる場所」をコンセプトに内容を考えていますが、同時にお父さんやお母さんにとってもホッとできる場所、安心できる場所になればいいと思っています。

そして、できれば「こどもってかわいい」「この子が大切」って感じられる場所にしたいと考えています。

実は、親子スペースを考えるときに、大人向けの内容を考えないこともなかったのです。

だって、実際にお金を払ったり、足を運んでくれるのは大人ですから。

だから、お父さんお母さんがゆっくりできたり、こどもと離れられる時間を作ったりする内容を考えたこともありました。

もちろん、そういう時間はとても大切だし、必要だと思います。

だけど、こどもの目線として本当に嬉しい事ってなんだろうと思ったときに、自分の喜びをお父さんお母さんが一緒に喜んでくれるということなのかな、というところに行きついたのです。

ただ単に、お父さんお母さんが幸せな状態であるだけではなく、こどもの喜びを一緒に分かち合える状態でないといけないと思ったのです。

それで、ふと自分がこどもがかわいいって思える瞬間ってどんなときだろう、って考えたときに、やっぱり日常の仕草や言葉だったり、成長を感じられたり、優しさが見えたりした時でした。

そして、その嬉しさを倍増できるのって、誰かとそれを共有できたときだったことを思い出しました。

誰かと一緒に子どもの成長について話したり喜んだりできる時間のあと、決まって我が子をぎゅーって抱きしてめてあげたくなるのです。

こんなに小さいのに頑張ったんだね、こんなことができるようになったんだね、ほら見てこの表情すごい可愛い、そんな愛しさをそれを自分以外の誰かが一緒に知ってくれたら。

大変な事も多いし、自由はないし、体は疲れるけど、私の中で「こどもが可愛い」って思えることは、子育ての一番のモチベーションだったんですよね。

そして、かいじゅうみたいにいたずらしたり、イヤイヤする我が子のことを、おおらかに見守れるのも、実は一緒に笑ってくれる人がいるから、イライラしなくて済んだのかもしれないなって。

だから、親子スペースではお父さんお母さんにお子さんのいいところや可愛いところをたくさん聞かせてもらいたいし、近すぎてわからない良いところはたくさん教えてあげたいと思います。

普段は自分のこどものいいところを話すのってちょっと遠慮しちゃうけど、ここでは思いっきり話していいし、一緒に喜んでくれるんだ!って場所にしたいなぁ。

そして、こどもの成長を通して、日々お父さんお母さんがこどもにむけてきた優しさに、気付いてあげられる場所になりたいな。

まぁ、それを実際形にしていくための、具体的な行動が重要なのだけど!

とりあえず、マインドだけはぶれないように。

誰かとこどもの成長を分かち合ったあとに、こどもが愛しくてぎゅーってしたくなっちゃう人に、届くといいなと願いつつ。今日はこの辺で!