おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
大好きなおもちゃの事

変形自在「プラステン」

こんにちは。

旅するおもちゃ屋さん開業に挑戦中の小池です。

今日は久しぶりに、大好きなおもちゃについてのお話。

その名も「プラステン」

昨日は、お風呂が沸くまでに少し時間があったので、「遊ぼう~!」と私からお誘い。

この「プラステン」のいいところは、幅広い年齢で個性に合わせた楽しみ方ができるところ。

対象年齢は生後10か月~と、1歳前の子でも使えるのに、小学1年生でも十分満足できる楽しみ方ができる。

これって、すごくないですか!?

普通、おもちゃってその子の年齢に合わせて買い替えたり、兄弟で年齢差があると“下の子にはまだ早い”“上の子にはつまらない”という現象が起こりますよね。

でも、「プラステン」は幅広い年齢で楽しむことができます。

ある種、積み木に近い感覚かもしれません。

だから、4歳と7歳と35歳が一緒に楽しめる笑

例えば、こんな風にピースを縦と横にしながら積み上げていくこともできます。

ピース自体が結構つるつるしているので、結構積み上げるのは大人でも難しい。

本日の最高記録は娘の5個

4歳の息子は、横にしたピースに一つだけ縦にピースを立てて、それを量産していきます。

私と娘の積み方を真似した息子なりの遊び方

自分が納得するところまでできると、「見て~!」のお声がかかります。

並べ方や、色の選び方にも個性が出ます。

普段は大雑把なのにこんな風に並べるんだね、とか、逆に色を気にせずに夢中に積んだんだなとか、こういったおもちゃで遊ぶと色々気付くことがあります。

高く積み上げたければ、普通に積み上げるだけでもOK(そして、これをガシャーンと崩すのもまた良し。)

大人からすると単純な作業に見えても、ちゃんと下のピースに合わせて乗せないと崩れてしまうため、手指の細かな動作が必要になり、子どもには注意力が必要となります。

積み上げる段階で、使うピースの色に規則性を持たせる子もいれば、気にせずバラバラな子も。そこも、その子がどんなことに気を払うのかがわかって、とても面白い。

次は、平面的に模様を作り始めた娘。

プラステンはピースが5色なので、色からイメージがわくところもあるようです。

プラステンの棒にピースを入れるのも、遊びにできます。

棒と棒の間にピースを挟んでみる↓

イメージすることが好きなお子さんは、こういった抽象画的な事もできます↓

青空と雲、赤と黄色の花畑を表現

さて、このプラステンの変幻自在ぶりは、これに留まりません。

お次は、おままごとの具材になります。

色が5色あることと、一つ一つのピースがちょうどいい大きさで、鍋にちゃんと具材として存在してくれます。

「これはニンジン?」「これはごはんだね」なんていいながら完成したカレーライス。

おままごとでよく見かける、マジックテープでくっついていて包丁でザクっと切る的な野菜たちでは再現が難しい料理もちゃんと表現しています。

あえて“食材”の形をしていないから、子どもの発想を邪魔しないで表現してくれる、とても素敵なおもちゃです。

こちらは玉子サンド。

ピース一つでも、ドーナツに見えるので、ドーナツ屋さんを開店するのも子ども達に人気です。

そして、今日は子ども達とはやらなかったのですが、プラステンのピースに紐を通して遊ぶ方法もあります。

紐を通してネックレスにしてみたり、蛇に見立ててみたり。

まさに変幻自在なおもちゃです。