こんにちは。旅するおもちゃ屋さん開業に挑戦中の小池です。
さて、前回「ネットショップ開設への道のり④」で商品撮影について、いったん諦めて、商品作りや知識の開拓に進もうと思っていた矢先。
創業者研修でご一緒してから仲良くさせていただいている、創業の先輩から、「うちに使ってない撮影ボックスがあるよ!よかったら使ってみて!」という、ありがたいお声がけをいただきました。
その先輩には、退職の相談も創業も相談も、たくさんのってもらっていて、いつも話し終わると前向きになっています。
そして、つい先日「商品撮影がうまくいかないんですよ~」なんて言っていたら、こんな有難い声をかけてくれたのです。
本当に本当にありがたいです。
それから、画像編集には「Lightroom」がいいよ!と教えてくれる人がいて、「私の知り合いで、商品撮影の情報を流している人がいるよ!ここにアクセスしてみて!」とご縁をつないでくれる人がいて。
こうなったら、もう1回挑戦するしかない!!
- ダイソーで買った材料で自作した撮影ボックスと、専用の撮影ボックスの違い
- AE/AFロックを使って色を合わせる撮り方を試してみる
- Lightroomを試してみる
というわけで、自宅に持ってきた撮影ボックスを設置。それから、商品撮影の情報を流している人の動画をすかさずチェック!
ダイソーで買った材料で自作した撮影ボックスと、専用撮影ボックスの違い
前回の商品撮影の時は、ダイソーの“マルチボックス”という半透明の板のようなものを使って、撮影ボックスを自作しました。↓
今回は、こんな専用撮影ボックス↓
何が違うというと、やっぱりレフ効果の高い銀色の壁面と、正面と真上から撮影ができるようにそれぞれ窓がついていること、背景を挟んでおけるクリップが付属しているなど、これがあれば他には何もなくて撮影が可能ということ。
ダイソーの撮影ボックスも安くてよかったけど、別でライトを買いに行ったり、自宅内のクリップを探し求める探検が始まったり、と撮影を始めるまでにも結構手間暇がかかりました。
撮影ボックスがなくても、レフ版だけ使って自然光で撮る方法もあるようですが、特に夜間子どもたちが寝た後にじっくり撮影をしたいとなると、自作なり専用なり撮影ボックスがあったほうがいいと思います。
ダイソーの自作撮影ボックスにライト3つを駆使して撮影したのがこちら↓
専用の撮影ボックスを使って撮影したのがこちら↓
いかがでしょうか。
おそらく、ライトの色味が違うのようで、専用撮影ボックスのほうが、青っぽく写りました。
残念ながら、どちらで撮影しても、実際の見た目よりちょっと暗く写ってしまいました。
AE/AFロックを使って色を合わせる撮り方を試してみる
次に、ハンドメイドの作品など、商品撮影のコツを紹介してくれるインスタグラマーから、情報をゲットします。
ご紹介いただいた、インスタグラマーのもんちゃん。
もんちゃんさんは、色味のことだけでなくて、光の使い方やレフ版の使い方などもわかりやすくまとめてくださっています!
しかも、材料はダイソー商品を使っていたり、自然光を使っていたりで、かなりリーズナブルにできる手段を教えてくれています。
もっと早く知っていればなぁ。。と思いつつ、とにかく撮影をしていきます!
スマホカメラは、正確な色を勝手に予想して撮ってくれているらしいのですが、これを正しい色味で撮るためには、AE/AFロックを使うと良いそうです。
AE/AFロックは、画面を長押しするとできます。
カメラモードにして、商品の前にグレーの厚紙や布を差し込んでAE/AFロックをかけます。
グレーの厚紙等を取り除いて撮影!
すると、色味が近くなるようですが。。。
おや?思っていた色と違うなぁ。
どうして自分の作品は色が思ったように出ないのだろう。
ここまでうまくいかなと、本当にいろいろ考えます。
そして、一つの仮説が。
撮りたい商品の色味が「白⇔茶色」と色の幅が大きすぎるのではないだろうか。
撮影時に、茶色に合わせて調整すると、白い部分が光るように明るくなりすぎてしまい、逆に白い部分に明るさを調整すると、茶色の部分が暗くなりすぎる。
どうしたらいいのさ。私の商品は、見た色には撮れないということなのか。。。
Lightroomを試してみる
最終手段、画像編集アプリだ!
今回は、「Lightroom」というアプリを使ってみます。
さっきの仮説が正しいのであれば、“ハイライト”と“シャドウ”の明るさを変えることで、見た目に近付くのでは??
結果
はあぁぁぁぁっ!これは見た目にかなり近い!!
これは、長い道のりだった。。。
まとめ
その後、自作撮影ボックスで背景をベージュからグレーに変えてみたところ、あまり画像編集しなくても良い色味に撮影ができました↓
私の自作撮影ボックスは、やはり部屋の明るさが影響するようです。ちょうどいい色味に撮れるのは、結構偶然的なタイミングだった気がします。夜中だと、もう少し暗くなります。
そう考えると、安定して同じ色味で撮影できる専用撮影ボックスは、周りの環境を気にしなくていい分、撮りたい写真のコツを覚えるのは早いかもしれません。
画像編集アプリも、実際の見た目に近付くのであればアリかなと思います。
自分の商品と撮り方のコツを抑えるまでは、結構試行錯誤が必要。身をもって学びました。
でも、自分で試行錯誤するからこそ、たくさんの人から助けてもらったり、自分のやり方がわかったりして、とてもいい経験になりました。
助けてくれた先輩達に、心から感謝!
さて、これからネットショップ開設の準備だ~!!