おはようございます。公務員を辞めて、夢を叶えるために奮闘中の小池です。
あっという間に9月に入って、すっかり秋めいてきました。
今日のタイトルは「歩行者の交通事故をなくしたい」。
これは、私の叶えたい夢の一つでもあります。
自分だけでは、どうにもならないけれど、切実にそう願っています。
もちろん、歩行者だけでなくて、自転車の人も、車に乗っている人も、事故はなくなればいい。
私が公務員を辞めるきっかけになった出来事は、家族の交通事故でした。
その家族もすっかり今は元気になって過ごしているけれど、本当に本当に奇跡のようにありがたいことだと感じています。
そして、あの時の私のつらさや家族の恐怖、誰にも感じないで過ごしてほしいと、心から思うようになりました。
９月のお彼岸が過ぎると、どんどん陽が短くなります。
私の家族が交通事故にあったのは、１２月です。５時になると夜のように暗くなる時期でした。
自分が交通事故の当事者になって痛感したのは、自分や大切な人の命は、自分で守る努力をしなくてはいけないということでした。
歩行者と自動車の交通事故であれば、大抵の場合自動車の過失が大きくなります。
でも、事故が起きてしまったとき、一番に思うのは「ちゃんと無事でいるか」ということだけだと思います。
相手の謝罪や処罰は、二の次なんです。
「相手が悪かったから」「自分は歩行者なんだから」といったところで、万が一のことが起きてしまってからはどうすることもできないのです。時間は戻らないのです。
だから、自分が立場の弱い歩行者だったとしても、自分の安全は、過失が大きくなる自動車側に任せきりにしない、と私は決めました。
家族が無事に退院して自宅療養している間、私は交通安全についてのグッズを調べました。
交通事故にあったのが夕方だったこともあり、実況見分で警察官に言われた「反射板は持っていなかった？」という言葉がずっと心に残っていました。
それまで、なんとなく反射板って“ダサい”“子どもが持つもの”という気がしていて、自分用に持ったことがありませんでした。
また、反射材ってキーホルダー的なものが多いように思うのですが、鞄につけたりすると、別の鞄を持った時に意味をなさないなぁと思ったり。
もっと、大人でも持ちやすいデザインのものがないだろうか？
もっと。持ち忘れがなくなるような場所につけられないだろうか？
もっと、普段から抵抗なく持てる用途はないだろうか？
いろいろネットで調べていくと、海外ものでかなりセンスのいい反射材（リフレクター）が売っていたりしました。
このセンスの良さに、衝撃をうけた私。自分と家族と近くに住む兄家族…と、みんなの分を大量購入。
反射材（リフレクター）って、お洒落に持てるじゃん。
反射材（リフレクター）って、持ち忘れがないような場所につけられる商品あるじゃん。
ちなみに、サンタの住んでいるフィンランドでは、夜間歩行者には反射材を持つように法律で決められていて、なんと２０１９年首都ヘルシンキでは夜間の歩行者死亡事故がゼロになったんだとか…！
反射材って、夜間の交通安全には一番安価で効果的なものなんですよね。
今までダサいとか思ってごめんなさい。と、改心しました。
ただ、どの商品も輸入したもので、若干値段が高く感じたのが正直なところで。
だから、叶えたい夢の一つに「自分でリフレクターをつくる」を書き加えたのです。
もっと、反射材（リフレクター）をみんなに持ってもらいたい。
そして、歩行者事故をなくしたい。
そんな風に、どんどん気持ちが膨らんでいきました。
今、反射材を使った小物を製作中です。
一つ一つ作りながらも「どうか安全に過ごせますように」と思いながら作業しています。
みなさんのお手元に、ちゃんと届けられるように、少しずつ準備していきたいと思います。
準備ができたら、ぜひお知らせさせてくださいね。
