おもちゃ屋店主のacoです
精神保健福祉士×保育士の店主が綴る 仕事と子育ての話
大好きなおもちゃの事

「オーボール」自分で動かせる喜び


“オーボール”ってなんぞや??と思うかもしれませんが、結構よく見かけるこれです。

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色々なメーカーから出てますよね。

色も、結構カラフルで、なかにはビーズの入ったものもあったりします。

色がカラフルだから、赤ちゃんでも追視しやすく、ボールの行方を目で追いやすいですね。

このオーボールがいいな、と思うのは、赤ちゃんでも扱いやすいこと。

まだ手が思うように動かせない時期でも、なんとなく掴むことができます。

自分が手を動かすことで、オーボールが動いたり転がったりする!

ビーズが入っているものだと、自分の動きで音が鳴る!

赤ちゃんからすると、それだけで探求心が刺激され、自分と社会が連動することを知る大切な経験になります。

自分がしたことで、自分以外のものが動く。

“自分が泣くと大人が応えてくれる“というのと同じように、“自分が動くと物が変化する”“今まで見たことのない動きを発見する”そんな小さな一つひとつが経験となって、成長につながります。

オーボールの良さは、他にもあります。

使ったとこのある方は、もうご存じかと思いますが、軽くて丸い。

これは、顔や体にあたっても、よほどのことが無い限り、ケガになることはありません。(※ビーズが入っているタイプは固いプラスティックが使われているので、投げて遊んだりするときは注意してくださいね)

赤ちゃんがお座りできるようになったら、大人と赤ちゃんで対面に座って、オーボールを転がして行ったり来たりするコミュニケーションツールとしても活躍します。

「コロコロコロ~」

「あ~あっちに行っちゃった!」

「上手にできたね~」

そんな会話も自然と生まれます。

赤ちゃん時代って、一方的に話しかけるの疲れちゃうときありますよね。

でも、こうやって何かツール(今回はオーボール)を使うことで、自分にも負担が少なく会話ができたら、結構得な感じがします。

そして、そんな言葉を向けたときに、お子さんがキャッキャと笑って、またボールを遠くの方へポイっとしてしまう姿・・・そんなの可愛いに決まってるじゃないですか笑(ボールを追いかけるのは大変だって?それは、そうなんです、ごめんなさい;)



ベビーカーに付けている方も多いですね。

このおもちゃが、たくさんの人に選ばれているのも、納得です。