おもちゃ屋さんになりたい!と言っても、私が扱いたいおもちゃは、海外から輸入されていることが多く、仕入れ先も仕入れ値も全くわからない状態の私です。
ひとまず、私が20年近く前から知っている、憧れのおもちゃ屋さんへ視察!そして、オーナーさんから色々お話を伺うことにしました。
そのおもちゃ屋さんは、ご自宅の1階を店舗として経営されています。
「追い出されることがないからね~」とご自宅での開業の経緯も教えていただき、僭越ながらおもちゃ屋さんになりたいんです!と思いの丈をぶつけてみました。
お話を伺って、一番心に残ったのは、オーナーさんのおもちゃへの愛情。
例えば、輸入玩具の仕入れ業者から仕入れる場合は、年間でいくら以上という縛りがあったりするそうで、物が売れなければ在庫としてずっと残ってしまう。
この在庫を、いったいその後どうするのか、とか。
それから、商品自体はあまり値引きしたくないという思い。
それは、自分の利益が少なくなるということではなくて、従業員へのお給料の支払いだったり、安くするために仕入れる段階で低賃金で労働させられる人が生まれたり、という悪循環を考慮してのことだったり。
扱う商品はおもちゃだけれど、本当に大切だからこそ、価値に見合った値段で売るという考え方。
それは、おもちゃの価値を本当に信じているからこそ。
とっても素敵なお話が聞けるとともに、夢への道も簡単ではないことを改めて実感しました。
それ以外にも、日本国内での見本市のお話や、仕入れ業者さんの情報などなど、盛りだくさんでお話を伺えて、とっても有意義な時間を過ごさせていただきました。
お忙しいとところ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
この日は、息子の誕生日プレゼントの購入もかねての視察でしたが、またお話し聞かせてください!とお願いも忘れず帰宅しました。